BIUTIFUL ビューティフル

「守りたい家族がいる」 残された時間は2ケ月。その時、父は誰よりも強く美しかった。 これは、父が生きた証- スペインの大都市、バルセロナ。 その華やかなイメージの陰には、厳しい現実と日々対峙する人々の暮らしがある。 その大都市の片隅で生きる男ウスバルは、妻と別れ2人の幼い子供たちと暮らしていた。生活は決して裕福とはいえず、日々の糧に得るためにはあらゆる仕事を請けおい、時には非合法な仕事をも厭わずに働いた。 しかしある日、ウスバルに絶望が訪れる。“末期がん”の宣告。彼に残された時間は2ヶ月。 家族に打ち明けることもできず、着実に忍び寄る死への恐怖と闘いながらも、ウスバルは愛する子供たちのために残された時間を生きることを決意する。 愛、罪、運命、そして死。終わりを知ったものだけが見せる、力強く美しい人間の姿とは。   本年度アカデミー賞主演男優賞/外国語映画賞ノミネート!カンヌ国際映画祭最優秀男優賞受賞! 『ノーカントリー』で世界を震撼させたハビエル・バルデムが全身全霊で挑む 『ノーカントリー』の見るものを黙らせる迫力演技で、アカデミー賞俳優部門においてスペイン人で初の受賞を獲得した名優ハビエル・バルデム。イニャリトゥ監督とは古くからの友人であり、長年にわたり互いに仕事することを懇願していた二人の想いが『BIUTIFUL』によって今形となった。バルデムは本作への監督の強い想いを全身全霊で受けとめ、闇の中でもがき苦しみ、そして生きようとする主人公ウスバルに身を捧げた。バルデムが「今までで一番タフな役であり、本当に長くパーソナルな旅だった」と語るとおり、迫りくる死の恐怖に抗う男の姿を迫真の演技とリアルな描写で見るものを圧倒し、見事カンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。ハリウッドではショーン・ペンやジュリア・ロバーツなどがその演技力に強く心を打たれたと支持。ショーン・ペンは本作鑑賞後15分もの間、立ち上がることも話すこともできなかったと明かした。 『アモーレス・ペロス』『21グラム』『バベル』を経て、イニャリトゥ監督が最も描きたかった物語 初監督作品『アモーレス・ペロス』でカンヌ国際映画祭批評家週間グランプリを獲得、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるなど、衝撃的なデビューで世界にその名を轟かせたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督。その後の『21グラム』やカンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した『バベル』にもみられる複数の主人公が複数の場所で織りなす群像劇スタイルから一変、本作『ビューティフル』では一つの街を舞台に、母国語で撮影することにこだわった。本作で、死期迫った一人の男の魂の叫びを繊細でありながらもパワフルに描いた監督の新境地は各国の映画祭で脚光を浴び、アカデミー賞外国語映画賞ノミネートという快挙を成し遂げた。本作について「人間が生命を失うという避けられない出来事に直面した時、人生について考える作品を撮りたかった。そしてこの物語を父に捧げる」と語る監督は、19歳の時に初めて黒澤明監督作品に出会い、その斬新なストーリーテリングの手法に衝撃を受けた。本作では、死に直面した男の心理を描く黒澤映画の代表作『生きる』のワンシーンを引用するなど、黒澤監督への尊敬の意を込め、劇中にオマージュを盛り込んだ。自身の原点を見つめるという意味でも、監督にとってこれまでのどの作品よりも強い想いが込められた作品となった。   【クレジット】 監督&脚本&原案&製作:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ『アモーレス・ペロス』『21グラム』『バベル』 出演:ハビエル・バルデム『ノーカントリー』『それでも恋するバルセロナ』、マリセル・アルバレス、エドゥアルド・フェルナンデス 共同脚本:アルマンド・ボー、ニコラス・ヒアコボーネ プロデューサー:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 、ジョン・キリク(『潜水服は蝶の夢を見る』、『夜になるまえに』)、フェルナンド・ボバイラ(『海を飛ぶ夢』、『蝶の舌』) /エグゼクティブ・プロデューサー:デヴィッド・リンド (『21グラム』、『天国の口、終わりの楽園』) アソシエイトプロデューサー:アルフォンソ・キュアロン、ギレルモ・デルトロ (原題:Biutiful /  148分 /  スペイン・メキシコ合作 / スペイン語 / スコープサイズ/ PG-12) 提供:ファントム・フィルム/アミューズソフトエンタテインメント/アスミック・エース エンタテインメント 配給:ファントム・フィルム オフィシャルHP:www.biutiful.jp 後援:スペイン大使館  
Tags: ,

About admin